菌の惑星

<   2017年 03月 ( 3 )   > この月の画像一覧

小さい

a0163259_11205188.jpg
小さいまな板を出してきてペティナイフで

野生肉と野草を小さく切る

うーむ なかなかいい

こういう小さな悦楽っていう世界があるもんなんだなぁ
a0163259_11211257.jpg
里芋を植えた

去年は不作で散々だったのに懲りずにまた植えたw

今年こそは大きい芋をザックザック掘ってやるぞ
a0163259_11220189.jpg
ミツバチの箱を掃除する

結構スムシにやられて箱がボコボコ食い破られている

去年のうちにやっておけばよかったな

重箱をどんどん重ねてお湯と蒸気で寄生虫をやっつけた

a0163259_11222846.jpg
今年の冬の工事を記録しておく

家から出る生活排水は合併浄化槽を経て家の裏の土の斜面へ解放されていたが

その解放部分にどうしても水が溜まり不衛生だった

そこで配管をずーっと川までつなげて水が留まらぬように工事した

塩ビパイプの能力ってすごいなぁ

上水も下水も一滴もこぼさずに移動させることができる

地味な工事だったけど環境は改善したはずだ



[PR]
by kuhgzagza | 2017-03-31 11:42 | たべもん

エノキやるき

a0163259_06131215.jpg
今日で今シーズンの猟期も終わりだ

大分県は3月15日で猟期が終わって

すぐに3月16日から駆除期間に入るとのお達しが届いた

獣たちの出生率が完全に農村の人間のそれを凌駕しちゃってるもんなぁ

いつまで今のような無制限に狩猟をしてよい状態が続くんだろう


鹿たちは啓蟄の頃 山に食い物があまりないから里のほうへ下りてくる

里に下りれば人に捕まる危険度が高まるのに

それでも下りてくるっていうのはどういうことなのか

里のうまいものの味を覚えたから とはよく言われるけども

大根の葉っぱを食べて「あー うまかった また食べたい」

と思い出してしまうっていうことなんだろうけども

しかしその最初の一口を食べた鹿はどういうことなのだ?

冒険者たちが広げた道筋を下りてきているのだろうか
a0163259_06245263.jpg
木こりの人に仕事の手伝いを頼まれて助っ人に行ったら その日伐採した木の中に榎の木があった

「ヒラタケを作ったら絶対できるよ」

と教えてもらったので駒を打つことにした

a0163259_06271798.jpg
以前、クヌギの木にヒラタケを打って失敗したのだ

なめこも桜の木に打ったのに失敗した

「できるといいなぁ」ではなくて「絶対やってやる」という気持ちが大事だよ と駒を打ちながら娘が教えてくれた


それで今年は勉強しなおし以下改善項目

○ ヒラタケは榎に打つべし

○ ナメコは湿気がかなり好きなので地べたに据えるべし

a0163259_06331090.jpg
削り機の中でえんぴつがボキボキ折れる と言うので

ナイフでする鉛筆の削り方を教えた

上手にやると鉛筆がくるくるくるっと薄い鉋屑になって削れていく

「脇を締めて対象を固定するのが大事だよ」 と教える

このナイフは少し彼女の手には大きすぎるかもしれない

「適している」

これが大事だな

適していればキノコもできるしえんぴつもうまく削れる



[PR]
by kuhgzagza | 2017-03-15 06:39 | 半径2kmの味

ペティナイフ考察

a0163259_06095214.jpg
ブレード磨きが終わってヒルトも磨いて準備して

木を削りだしてブックマッチに作って

さあ接着しましょうという段になって

ありゃ?

ずれてる・・・

ヒルトを斜めに設計したからその分ずれちゃったんだな

a0163259_06124012.jpg
気をとりなおしてもう一度最初から木を準備して

平面出しをして段付きボルトで穴ほいで 

さあ今度こそ っていうところで

割れちゃった・・・

うむ

なかなか難産ですなぁ
a0163259_06140682.jpg
念じるのだ 信じるのだ はじめからやり直し いつか必ず出来るはず

ヒルトとの隙間ができないように慎重に調節して

三度目の正直

接着して削って削って削って磨いて磨いて磨いて

a0163259_06091957.jpg

やっと出来た!!

ヒビだらけの端材を買ってきて木取りしているから

こういうこともあるさ

ナイフメイキング用にブックマッチ材って売ってるけど使ったことがない

自分で木取りするのも楽しみの一つだし

ずっと安く作ることができる
a0163259_06222955.jpg

で どうなんだ?ペティナイフの使い心地は!

ん?

なんか使いづらい

まな板にブレードより先に指があたる・・・
a0163259_06251678.jpg

おかしいなと思って和包丁と比べてみる

刃渡りはまったく同じ12cm

ちゃんとブレードが先にまな板にあたるようになっている

「鋭い刃をつけて押し切りで切ってね まな板は柔らかい木を使ってね」

というメッセージが聴こえる
a0163259_06275007.jpg

どうもペティナイフはブレードの背に人差し指を乗せて使うらしい

あれ?

引き切り専門なのか?

不思議に思ってユーチューブで外人がナイフを使っている映像をいろいろ見て驚いた

みんなまな板にガシガシ刃物を当てて使っている

あんなんで刃先は傷まないのか?

しかもまな板には堅そうな木を使っているように見える

「マイ フェイバリット カッティングボード イズ バンブー」

というシェフもいた

ば ば バンブー???


 ハッとした


ああ研ぎが違うんだ


a0163259_06330019.jpg


あちらはみんなスチール棒でシャシャッとやっている

ノコギリ刃が大きいから押し切りではきれいに切れない

刃をダイナミックに滑らすような動きで切る必要がある

だからグー握りではなくブレードを親指と人差し指で挟んで握っている

そうやって持つとひじの角度があがる

そして肩関節からダイナミックに刃物を動かして切っている

この動きで切ると刃先が効率よく動くから本職の板さんもこういう動きで切っている

けど家庭でそういうふうに切る人は少ないと思う

ハンドルを自然に握って肘を伸ばすだけの押し切りで切るのが普通で

そういうモーションで切れるような刃をつけて そういう刃でも傷まないようなまな板を使っている


台所から聞こえてくる音が東と西で全然違う

日本の台所からは

トストストス と聞きなれた音が聞こえてくる

西洋のキッチンからは

カシュカシュカシュ




ヤスリで研ぐってことは鉄が柔らかいんだ

さすがはチェーンソーのお国だ

僕たちは砥石で研ぐ

刃先も自在に鋭くすることができる


その考え方の違いに気づいた

肉は魚よりも硬い

僕が堅い刃で鋭い刃をつけても一日切ったら刃が持たない

刃が鋭くても油で目詰まりして切れなくなることもある

肉屋さんはスチール棒をよく使う 

肉は刺身では食わないから断面が多少荒れていてもいいんだ

だから途中で刃を荒らしながら切る

そのほうが仕事が早い


魚はそうはいかない

身が柔らかいし断面が美しくないと口に入れてざらざら不快な感じがする

途中で研ぐわけにはいかない 砥石で研ぐのは時間もかかるし鉄臭くなる

そのための「刃」で「研ぎ」でそれに適した「板」が必須になる

ああ

そいういうことなんだ

生きるために食う

食うために切る

哲学が東西違った方向からアプローチをしているのか

a0163259_08104461.jpg
洋包丁のブレードの形状が円弧を描いているのは刃がまな板に当たった時に

くるりと受け身をとるような感じで包丁に対する板のあたりがやさしい

刃が直線に近い和包丁はブレードがいっぺんに板に当たるから硬いまな板を使うとカツッとなる

カッティングボードが硬いのはそいうこともあるんだろう

硬い材質でやたらと張り合わせのものが多いのはソリを嫌ってのことだろう

反ったまな板は使いづらい

鋼が硬く直線的なシェイプの和包丁は柔らかくあたりがやさしい着地面を求めている

反ってしまった板はカンナで削って直せばいい という発想で

そういう思想は包丁の柄の部分にも表れている

木は鉄より先に腐るから柄だけが簡単に交換できる構造になっている

フルタングの柄もカッティングボードも修理を前提に考えていない

直さないでよいように丈夫にできている

ああ

なっとく

現代は鋼そのものが進化している

高硬度で靱性も高い刃物を微粒子のコンパウンドで磨くなんていうのは

人類史上いままでどこにもなかった新しい世界なんだな



[PR]
by kuhgzagza | 2017-03-04 06:50 | 狩猟