新しいトリさん

鶏が卵を産まなくなってきたので
新しい鶏をスカウトしてきました
黄斑プリマスロックという品種です
ブルモースと呼ばれたりもするようです
体がボリスよりも一回り大きい感じがします
最初は足取りもおぼつかずずっこけてばかりだったのが
だんだんと新しい環境にも慣れてきて
いじめを受けている古参のボリスとの関係もだいぶ良くなってきている感じです
ボリスは卵を一年間ほぼ毎日産んでくれて
その間に卵のサイズはすこしづつ大きくなり
最後のほうは殻が薄いたまごになって
ついには産まなくなりました
そして一羽は座り込んで動かなくなり
具合が悪いんじゃないか?と心配になりました
鳴き声も普段と違うし
羽は抜けているし
あきらかに様子がおかしいので
これはあきらめてつぶしてしまおうかなどと思っていました
いちおう鶏の専門家に見てもらったところ
「産むしについているかもしれない」だそうで
産むしにつく とは卵を抱えて雛をかえそうとするいわゆる抱卵モードのことらしい
ここらあたりに鶏を飼うことのおもしろさがあるように思います
人にとって都合の良い性質が選抜されて活躍しているけども
生き物がもともと持っている本能がときどき顔をだして
何かしなきゃいけないような気分になっている
かなしみ があります

天気の良い日はコメを干しています
廃材で馬を作って垂木を渡してゴザをのせました
もう少しビシッと晴れてくれないかなぁ

いつも
おっかけっこしているけども
仲がいいじゃないの
by kuhgzagza
| 2012-01-06 15:15
| 鶏小屋